いよいよ梅雨も明け、夏本番。Tシャツやタンクトップなどの薄着になる機会も多い。そこで気になるのは、はやり体型だ。「やべえ、この腹……」と思っている人も多いだろう。そんな人たちに救いの手を差し伸べる人が現れた!?
現在好評発売中で、Amazon書籍総合ランキング ダイエット部門1位(2013/6/28~2013/7/1調べ)にもなった『「めざましテレビ」AD近田君の驚愕ダイエット術』の著者で、タイトルどおり、『めざましテレビ』(フジテレビ系)でアシスタント・ディレクター(AD)を務める近田元輝さんだ。彼は大学生の時103kgだった体重を、わずか半年で58kgにまで減量することに成功。しかもその後3年間、まったくリバウンドなし! そもそも大食漢で、高校時代には一日8食も食べていた彼が、いったいどのようにしてダイエットを成功させたのか?
「もともと太っているのは生まれながらの体質、仕事で不規則な生活をしているからやせられない、というのは思い込みにすぎません」と近田さんは語る。また、「体重を減らすには、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかの二つしかありません。なのにダイエットに失敗してしまうのは、基礎知識不足によることが多い」とも。
では、彼が最初にどのようにしてダイエットを始めたのか? まず自分の食事、生活習慣の把握。それと日々の体重のチェック。この一見当たり前のことがとても大事なのだという。そして近田さんが強調することは「最初から絶対にがんばらないこと。むしろそれは逆効果になります」。最初は自分の生活のくせや食生活を見直すことこそが一番大事なのだという。そして次に食事カロリーの調整。近田さんが提唱する摂取カロリー算出法は、「一日にとってもいいカロリー≒目標体重×30」。例えば体重65kgを目指すなら、それに30をかけて、1950カロリーといった感じ。これさえ意識していれば、必ず体重は減ると近田さんは言います。ダイエットを何から始めたらいいのかわからないという人は、まずこれから始めてみてはいかがでしょう。本書では、ほかにも300種類以上のダイエット法を試し、彼自身がこれぞ最適な方法だと感じたものを紹介しています。
そんな、誰でも気軽にできるダイエット本を上梓した近田さんは、6月30日に発売記念のサイン会をフジテレビ近くのくまざわ書店お台場アクアシティ店にて開催。事前に『めざましテレビ』の番組内で大々的に宣伝されていたが、そもそも近田さんはあくまでも一般の人。当然ながらサインなどあるわけもない。困った近田さんは、番組のメインキャスター生野陽子アナウンサーにサインを考えてもらったようで、本番の直前までサインを練習していた。
いざサイン会が始めると、お客さんの人数こそ10人強だったが、近田さんの家族が訪れたり、お天気キャスターの長野美郷さんが来るなどサプライズの連続。最後は近田さん自らが手売りを行うなど、彼の優しい人柄が伺えるアットホームなサイン会となったのでした。 <取材・文/日刊SPA!取材班>