アンチエイジング(抗加齢)が注目を集めている近年は、若々しい容姿やファッションの女性が増えてきている。しかし、脱かくれ老化プロジェクトPR事 務局の調査によると、かくれ老化に該当する40~50代女性の78.3%が、5cm以上のヒールがある靴を「履かない」と回答。加齢による身体の変化 が、オシャレ心を阻む一因であることが浮き彫りとなった。
同事務局が定義する“かくれ老化”は、細胞や組織の劣化から身体の内部で静かに老化が進行し、30代までは気にならなかった身体のさまざまな部位に現れる変化のこと。具体的には筋肉や骨、関節といった運動機能のほか、髪の毛や爪、肌などの外見的な部位の変化を指す。
かくれ老化該当女性が5cm以上のヒールを履かないことについて、同事務局は「運動器の老化のため、身体にさらに負担がかかるヒール靴を意識的に、 あるいは無意識のうちに避けているのだと考えられます」と分析。また、該当者の74.6%が「肌にハリがなくなり、保湿しても肌が乾く」と答えていた。
美しくありたいと願い行動することは、健康的で楽しい生活を送る大切なエッセンスになる。気分よくオシャレを楽しむためにも、日頃から身体の変化に注意し、ケアを怠らないようにしたいものだ。
同調査は10月10日~15日、40~59歳の女性500人を対象にインターネットを使って実施している。