間もなく迎える、夏本番。ボディーラインが気になる季節ということもあり、必死にダイエットを行っているという方も多いのではないだろうか。しかし、ダイエットというのは、なかなか難しいもの。ダイエットに取り組んではみたものの、目標の体重まで減らすことができず、途中で断念なんて経験がある人も少なくない。
そんななか株式会社ボディーズでは、過去のダイエットにおいて、「ほとんど失敗してきた」、あるいは、「毎回、失敗してきた」という女性にフォーカス。過去のダイエットにおいて目標に届かず断念することが多かったという、彼女たちを「諦めダイエッター」とし、ダイエット意識が高まる夏を前に、これまでダイエットで失敗を重ねてきた20代~40代の女性500名を対象に彼女たちを対象にしたアンケート調査「諦めダイエッターに聞く、ダイエットの失敗に関する意識・実態調査」を実施した。調査から、失敗しやすいダイエット方法や、ダイエット成功のためのヒントなどが、明らかになった。
■諦めダイエッターのダイエット方法、最多は87%が選ぶ「食事制限」
はじめに、諦めダイエッターたちに、「今までに実際に行なったことがあるダイエット方法」を聞くと、行なった経験があるダイエット方法として多かったベスト3は、「食事制限」(87%)、「間食の制限」(69%)、「ダイエット効果のある飲食物の利用」(48%)という結果に。食に関するダイエット方法が上位を占め、「有酸素運動」(43%)や「入浴・サウナ」(30%)といった方法は、過去に行なったことがあるという人でさえ、半数以下にとどまることが分かった。諦めダイエッターたちに限って言えば、運動や代謝の活性化よりも、食事への工夫でダイエットを行なおうという意識が強いようだ。
では、こうした諦めダイエッターたちは、どのようにダイエットに失敗してしまっているのか。自由回答で「ダイエットに失敗した時のこと」をたずねると、「食べられないのがつらいので、すぐ諦めてしまう。(福岡県・24歳)」、「初日は食べないように頑張るが、次の日にはいつもより多く食べてしまう。ダイエットが続かない(東京都・39歳)」、「ダイエット食品は美味しくなく、すぐに飽きてしまう。(長野県・34歳)」といったような意見が多数見受けられた。
ダイエットに失敗してしまった時のエピソードとして多かったのは、食に関するダイエット方法に触れる人。一方で、 諦めダイエッターたちが食に関するダイエット方法を重視する傾向にあることは、前述の通りだ。諦めダイエッターたちがダイエットを上手く実践できない理由の1つとしては、選択するダイエット方法にも原因があるようだ。
■支持率1位の「有酸素運動」と「筋力トレーニング」のダイエット効果
では、どのようなダイエット方法が失敗しやすい、あるいは、失敗しにくいダイエット方法なのか。それを探るために、「どのようなダイエット方法が続けやすいですか?」と聞くと、「お金のかからない方法」(66%)、「食事制限のいらない方法」(63%)、「1回当たりの時間が短い方法」(62%)という3点が僅差で上位に並んだ。ここで注目すべきは、2位になった「食事制限のいらない方法」という回答。多くの諦めダイエッターが取り組んでいた食に関するダイエット方法は、続けやすい方法とは真逆のダイエット方法として、認識されていることが分かる。
それでは、諦めダイエッターたちは、どのようなダイエット方法が良いと考えているのか。
まず「効率的だと思うダイエット方法」を聞いたところ、最も多かったのは、「有酸素運動」(57%)。以下、2位「食事制限」(41%)、3位「筋力トレーニング」(37%)と続きます。同様に「大変だと思うが、効果が大きいと思うダイエット方法」を聞くと、1位「筋力トレーニング」(52%)、2位「有酸素運動」(48%)、3位「食事制限」(39%)という結果に。
それぞれの1位に選ばれ、効果という点で多くの支持を集めたダイエット方法は、「有酸素運動」と「筋力トレーニング」です。しかし、前述の通り、この2つの方法に取り組んでいる人は、多いとは言えない。このギャップにこそ、諦めダイエッターたちがダイエットを成功させるためのヒントが隠されているのではないだろうか。
そこで、このヒントを深彫りするために、「運動によるダイエット」について思うことを自由回答で聞くと、「綺麗に痩せられる。(岐阜県・27歳)」といったダイエット効果を推す声から、「ダイエットだけでなく、気分転換、ストレス解消もできる。(福島県・39歳)」といった副次的な効果を推す声まで、「運動によるダイエット」のメリットに触れる意見が、多数見受けられた。
その一方で「楽しいとは思うけど、仕事の事情で時間がなくなってからは、運動できていません。(神奈川県・47歳)」、「空き時間に無理なくできる運動方法があったら試してみたい。(千葉県・23歳)」といった悩みも多く寄せられた。「有酸素運動」や「筋力トレーニング」をはじめとする、運動によるダイエットについては、多くの人が効果を感じている反面、続けにくいという点がボトルネックになっているようだ。
■効果×続けやすさを実現、ボディーズのサーキットトレーニングとは?
今回の調査では、運動によるダイエット方法を敬遠する諦めダイエッターたちの実態が明らかになった。しかし、その反面、「有酸素運動」と「筋力トレーニング」といったダイエット方法については、その効果を支持する声が大きかったのも事実。これらのダイエット方法については、続けやすさが課題とされていて、こうした課題を解決してあげることが、諦めダイエッターたちのダイエット成功のカギとなるのかもしれない。
調査期間:2013年6月17日~2013年6月20日
調査対象:20代~40代の女性 500名
(※過去に行なってきたダイエットに「ほとんど失敗してきた」「毎回失敗してきた」と回答した人)
調査方法:インターネット調査