太る原因といえば、食べすぎや運動不足だと考えるのが普通ですよね。しかし、実はある意外な理由が太る原因になっていたのです。
驚くことに、皆さんの“住んでいる家”が太る原因になっているのかもしれません。家が太る原因だなんて、盲点ですが事実なのです!
そこで今回は、アメリカの住宅情報サイト『The Old House』を参考に、太る家の特徴を5つご紹介します。自分の家が太る原因になっていないかを、早速チェックしていきましょう。
■1:キッチンやダイニングルームに暖色系の色を使っている
赤という色は、血圧や心拍数を上昇させ、食欲を増加させます。黄色も食欲をかきたてます。暖かみのある赤やオレンジ、黄色といった色をキッチンやダイニングの色に使用すると、食欲がわいて、もっと食べたくなる衝動にかられます。
食欲を抑えるには、青色のように食欲を抑えるカラーにします。例えば、ブルーライトや海の絵などを飾ったり、ペイントしたり、青色のお皿を使ったりしてみましょう。
■2:食材専用の棚がない
人間は最初に目にした物を食べると言われている通り、ジャンクフードを目にすれば、ジャンクフードを食べるのは自然な成り行きです。
つい手を出してしまいがちなスナックなど高カロリーな食べものは、食材専用の棚に隠して、目につかないようにしましょう。
その代わりに、フルーツ等のヘルシーな物を目に見える場所においてあげれば、つい食べてしまっても安心です。
■3:椅子やソファーが多い
ソファーや椅子等は居心地が良いですが、アメリカのメイヨー・クリニックの研究によると、肥満の人は毎日、少なくとも150分は座っていることがわかりました。座ったままテレビを長時間観てしまうなどして、身体を使わなくなってしまいます。
できるだけ、座りながらでも、ストレッチをしながらテレビを観るなど身体を動かしましょう。
■4:照明が明るすぎるor暗すぎる
暗めの照明で、ムーディーに食事なんて、ロマンティックですよね。しかし、あの薄暗い照明は、食欲をかきたてるという研究結果がでています。そのために、高級レストランは、あの照明を使っているのです。
また、自然光のカフェ等の明るすぎる照明も、エネルギーがでて、食べるスピードが速くなり食べすぎてしまいます。照明は適度が一番良いので、調整しましょう。
■5:ベッドが落ち着かない
「5時間睡眠の人は7~8時間睡眠をとる人よりも肥満が多い」と言われているように、睡眠と肥満は大きな関係があります。スタンフォード大学の研究によると、睡眠不足はグレリンという食欲をかきたてるホルモンを増やします。
枕の高さを調整する、マットレスを良い物にする、テレビやパソコンの電化製品をできるだけベッドの側にはおかないようにするなどして、睡眠をきちんととれる心地よい環境を作りましょう。
いかがでしたか? 家が太る原因になるとは意外だったと思います。確かに、レストランやファーストフード店では、客単価を上げるために赤い色を使用していますよね。キッチンに海の写真を飾ってみると良いかもしれませんね。