最高気温がどんどん上がり、露出の増えていくこのシーズン。「痩せたい!でも食べたい!」という葛藤に悩まされている人もいるのではないでしょうか?「痩せたいなら運動が大切」「適度な食事制限を心がけましょう」なんていう言葉はもう聞き飽きました。それができないから問題なんですよね。運動は三日坊主。たまに痩せたかと思えば暴飲暴食。厳しい努力を必要とされるダイエットはなかなかうまくいかないもの。とはいえ、サプリや薬などで痩せるというのも怖いし、エステやジムに通うのもお金が必要。そこで今回は、時間もお金もかけずにきわめて簡単にできる「白湯ダイエット」をご紹介します!
■ 飲むだけ!「白湯ダイエット」の基本
ところで、「白湯」と「お湯」の違いってわかりますか?「どっちも熱い水じゃないの?」と思いますよね。簡単にまとめると「お湯」はただ水を沸騰させたもの。「白湯」は水を沸騰させ続けたあとに空気を取り入れて冷ましたものです。沸騰させ続けることによって、殺菌効果が期待でき、軟水になるので飲みやすくなります。白湯の温度はだいたい40~50度がベスト。コップ1杯(150ccほど)の白湯を、10分ほど時間をかけてすするように飲んで下さい。だいたい1日に5~6杯飲むのがいいそうです。
■ 「白湯」の美味しい作り方
◎ STEP1:お湯をわかす
やかんに火をかけてお湯を沸かしましょう。買ってきたミネラルウォーターはもちろん、水道水でもかまいません。
◎ STEP2:3分間ほど沸騰させ続ける
沸騰したら、途中で火を止めずに、そのまま3分間沸騰させ続けてください。火を止めてしまうと「お湯」になってしまいます。
◎ STEP3:40~50度に冷ます
沸騰したお湯が人肌より熱めの温度(40~50度)まで冷めたらコップに注いで完成です。やかんに残ったお湯を二度沸騰させると、整っていたバランスが崩れて、白湯ダイエットの効果が得にくくなります。「どうしても時間がない!」というときは、カップに水を入れて、電子レンジで1分半温めて冷めるまで待ってから飲みましょう。ウォーターサーバーのお湯もアリです。
■ 効果を得やすい「白湯」を飲むタイミング
◎ 朝起きてすぐ
もっとも効果の得られやすい「白湯」の飲み時は朝イチがベスト。朝食を摂る前に白湯を飲むことで、胃を目覚めさせて消化を助けてくれる効果があります。
◎ 食事中に
食事中にも白湯を飲むことで、消化を助けてくれます。発汗作用や脂肪燃焼効果があるので食べるそばからカロリーを消費してくれるようですよ。
◎ 入浴前後に
身体の熱くなる入浴の前や後に白湯を飲むことで、白湯の効果を高めてくれます。湯船に浸かればさらに効果アップも期待できます。
◎ 寝る前
寝る前に白湯を飲むことで、副交感神経が刺激され、リラックスした状態で心地よく眠ることができます。「眠りが浅い」という人にもオススメです。飲み過ぎるとむくんでしまうことがあります。1日1リットル以内におさめるようにしましょう。
■ 「白湯ダイエット」の効果目安は1ヶ月!
ただの白湯、されど白湯。ゆるやかでも確実な効果が期待できる「白湯ダイエット」。意外に飲みごたえもあるので食べ過ぎ予防にもおすすめです。早い人は1週間、朝と昼に白湯を飲み続けた結果、むくみがなくなり体重が3kg減ったという人や、ウエストが4cm細くなったという人も。白湯ダイエットの効果が得られる平均的な目安は1ヶ月ほど。まずは、続けてみてくださいね。「白湯ダイエット」で得られる効能は他にもあります。