梅雨時期、高い湿度と温度差が原因で食生活が乱れたり、運動や外出が減っている人もいるのではないだろうか。
とはいえ、ダイエッターにとっては正念場の時期。梅雨を理由に、冷たいものを食べ過ぎたり、運動をしないでいると、あっという間に体重が増え、「今年の夏は水着をあきらめよう……」という、せつない体型になりかねない。
そこで注目したいのが、夏の風物詩ともいえる「スイカ」。なんでも、スイカには“女性を美しくする美容成分が豊富に詰まっている”らしい。
去る5月27日に、東京タワーで実施された『100万人のスイカーニバル』では、スイカの美容に対する機能性などをアピールするために、スイカの試食や、スイカの抽選会などが行われた。
特に気になったのは、会場で配布されていた「スイカビューティーマガジン」。同配布物は、名古屋農学博士である田中敬一氏が監修したもので、スイカの5大成分(リコピン/β-カロチン/カリウム/シトルリン/ビタミンC)や、カリウムのはたらき、スイカドリンクレシピなどが紹介されており、スイカの魅力を知ることができた。
同配布物によれば、スイカはトマトよりもリコピン含有量が多く、β-カロチンはアンチエイジングに有効。カリウムは筋肉や神経を健やかに整え、シトルリンは手足のむくみを改善し、ビタミンCは健康と美容の維持をサポートするという。
さらに、「甘いのに、太らない!? スイカとダイエットのオイシイ関係」と題された情報では、スイカは甘いのに野菜と同じくらいのカロリー(摂取量によっては異なる)で、白米よりも食物繊維が多く、水分が多いので満腹感が得られ、ダイエットに向いていると記されていた。
このほかイベントでは、スイカの産地である千葉県と熊本県のご当地キャラが登場したり、約100個のスイカを積み上げた「スイカタワー」の前で写真を撮影できた。
なお、「100万人のスイカーニバル」は、スイカ倶楽部が主催となって、2012年から行われている催し。次回は、7月27日に東京ミッドタウンで実施される予定となっている。