炭水化物は冷やした方が太りにくい
温かいご飯と冷ご飯ならば、冷やご飯の方が太りにくいです。もちろん、冷ご飯ならば、いくら食べても太らないということではありません。同量のごはんならば、温かいものより冷たいものの方が太りにくいのです。
ご飯だけでなく、パスタやジャガイモなどの炭水化物においても、同じことが言えます。
冷ご飯の方が太りにくくなるのは、ご飯に含まれているでんぷんが、「レジスタントスターチ」に変化するためです。(レジスタント[resisutant]:消化されにくい、スターチ[starch]:でんぷん)
レジスタントスターチは、食物繊維のような働きがあり、糖や脂質の吸収を抑制して太りにくくしてくれます。また、腸内環境を整える効果や次の食事まで空腹を感じにくくする効果なども期待できます。
冷たい状態で美味しく食べられるメニューを取り入れると、レジスタントスターチを上手に取り入れられて、ダイエットに役立てられるでしょう。冷たい状態で美味しく食べられるメニューに、冷製パスタやジャガイモの冷製スープ、冷やし中華などが挙げられます。
しかし、いくらダイエット効果が期待できるからといって、冷たいものばかり食べていると体を冷やす原因になるため、注意も必要でしょう。