■大豆ペプチドの概要
大豆ペプチドとは、大豆たんぱく質が分解される過程で出来る成分のことです。
食品中のたんぱく質は体内の消化酵素でアミノ酸に分解され吸収されますが、すべてのたんぱく質がアミノ酸に分解され吸収されるわけではなく、一部のたんぱく質はアミノ酸がいくつか結合した状態で吸収されます。この結合された状態のアミノ酸を「ペプチド」と言います。
■大豆ペプチドの特徴
大豆ペプチドがたんぱく質やアミノ酸と違う最大の特徴は、その吸収率の早さです。その早さはたんぱく質やアミノ酸の吸収率のなんと3倍で、約20分で腸管に吸収されます。これは、アミノ酸とペプチドは吸収ルートが別で、アミノ酸は競合阻害を生じながら1個づつ吸収されるのに対し、ペプチドは複数まとめて吸収されるためです。
■大豆ペプチドの効果
大豆ペプチドはダイエットにもっとも効果があらわれます。
カロリーの消費は「基礎代謝」「運動等による消費」「食事誘導性熱代謝」に分けられますが、一般的に基礎代謝の高さが体重の増減を左右しています。基礎代謝とは、人の体温・呼吸・内臓の動きなど生命維持に必要なエネルギー量のことで、16歳頃まで基礎代謝量は増加し、加齢によって減少していきます。
ダイエットなどにより摂取カロリーが減ると基礎代謝が必然的に減ることになるため、、逆に太りやすい体質になり、リバウンドするという結果になりかねません。大豆ペプチドは、この基礎代謝を上げる働きをします。また、大豆ペプチドを摂ると食後のエネルギー消費量が増加することもわかっています。よって大豆ペプチドは基礎代謝や食事後のカロリー消費を増加させ、体脂肪の燃焼を促進させるのでダイエットに最適な素材といえるのです。
■大豆ペプチドはこんな方におすすめ
筋肉増強
体脂肪燃焼