’53年から活躍した八頭身モデル伊東絹子、’88年川津祐介を広めた川津祐介、’07年DVD150万セットが売れたビリー隊長。ダイエット界を席巻した人物たちの「今」追った。
伊東絹子(81)は、’57年デザイナーに転身するべくパリへ旅立ち、’58年には銀座みゆき通りに小さな洋装店を開業。’68年にエリート外交官と結婚して以降は表舞台から姿を消す。’95年、63歳のときに六本木の花屋で近況を伝えるインタビューを受けている。
’88年『こんなにヤセていいかしら』が200万部超えの大ベストセラーとなった俳優・川津祐介(78)は、都内の自宅で愛妻の愛沙さんや孫たちに囲まれ、元気に暮らしている。
「骨盤をしめるだけで2~3キロ痩せる方がほとんどで、僕は5キロほど痩せました。当時は1週間に20万部ずつ売り上げて、印税もすごかった。でも、贅沢することもなく、会社の借金の8千万円と税金を払ったら、なくなってしまって(笑)」(川津さん)
川津さんは現在もブログをマメに更新し、トークショーも行う。
「毎日の日課は、健康のため食前に寒天・ヨーグルト・りんご・バナナ・ゴーヤを必ず食べ、自分で焙煎したコーヒーをゆっくり入れて飲みます。19時ごろから2時間ほどかけて、家族で夕食。孫がおいしいと言ってくれるので、よく料理も作ります。体を動かすことは週ペースで考えていて、週1は自転車で図書館に行きます。陶芸や絵画などの趣味も続けていますよ」(同)
ビリー隊長ことビリー・ブランクス(58)は、’09年に13歳年下の日本語教師・知子さんと結婚。大阪・心斎橋に『ビリーブランクス インターナショナルスタジオ』をオープン。現在は知子夫人や女児(5)と3人、アメリカ・ロサンゼルスで暮らしている。
「ほぼ毎日スタジオでクラスを指導しています。月に何度かは週末に他州へ。イベントや公認インストラクター資格セミナーや空手セミナーをしています。また、アフガニスタンのアメリカ兵のトレーニングにも毎年行きます。日本未発売ですが、アメリカで発売するDVDの撮影も。日本での生活が影響し、食事では野菜や魚をより多くとるよう心掛けています」(ビリーさん)