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掲載日:2020.12.22   

"レジスタントスターチ"による便秘やメンタルヘルス、肌状態などの改善効果を確認

スマートスターチ株式会社 と株式会社タナカバナナホールディングスは、公立大学法人兵庫県立大学 環境人間学部 栄養教育・栄養生理学研究室(永井成美教授)との共同研究による試験で、便秘に悩む成人女性に、食物繊維と同様の特性を持つレジスタントスターチを豊富に含む「スマートスターチ(バナナでんぷん)⋆1」を摂取していただき、便通状況の改善や脳腸相関によるメンタルヘルスへの影響を調べ、一定の効果を確認しました。
詳細についてはスマートスターチ公式ホームページ、永井研究室ホームページにて順次公表し、新型コロナ禍においてますます高まる健康需要に貢献するべく、今後も研究を続けて参ります。

試験概要

【実施期間】2020年8月~9月

【実施手順】大学の研究室が通常実施する研究方法に準じ、研究デザイン選択、試験計画から統計解析、結果レポート作成までを一貫して実施。被験者募集と実施中のモニタリングはスマートスターチ株式会社が実施。

【被験者】 20代~50代の女性39名(SNSで募集、便秘評価尺度(J-CAS)が高値で持病の無い方を選抜)

【試験内容】毎日スマートスターチ10gを30日間摂取、毎週webアンケートにて排便日数や便の形状、肌の調子、爽快感、自由記述式による心身の変化を調査。また、摂取開始前・後に、J-CASや簡易ストレス度チェックリスト(SCL)、食習慣調査、生活習慣調査を実施。

●試験結果 (永井研究室資料より抜粋)
①   便秘の改善

・便秘評価尺度(J-CAS)で調べた便秘傾向でなかった人(スコア5点未満)は、開始前は2人(5.1%)であったが、終了時には16人(41.0%)に増加、39人中29人(約74%)の便秘スコアが改善
 
②  メンタルヘルス(ストレススコア)の改善

・参加者39人のストレススコアは、開始前の15.2点から、終了時には13.0点へと低下。39人中27人のストレススコアが改善。

 ③ QOLの改善(肌状態の改善・排便時の爽快感の改善)

肌状態:肌の状態を、良い(2点)、普通(1点)、悪い(0点)で評価した結果、開始1週間目は0.9点、4週間目は1.3点で、改善していることが示された(P < 0.01)。

排便時の爽快感:排便時の爽快感を、すっきり(2点)、普通(1点)、不快(0点)で評価した結果、開始1週間目は0.9点、4週間目は1.3点で、改善していることが示された(P < 0.05)。
 

【キーワード説明】

⋆1 「スマートスターチ(バナナでんぷん)」
オーガニックの熟す前の緑色のバナナから抽出した白色・無味無臭の生でんぷん。胃や小腸では消化されず大腸に届き、腸内細菌の栄養源になる“レジスタントスターチ”を豊富に含む。サイズや小さな傷などが原因で流通しない規格外のバナナを活用し、サステナビリティの実現にも寄与する天然食素材。

【研究成果詳細の公表】
●スマートスターチ株式会社
・レジスタントスターチ研究室 https://resistantstarch.co.jp

●兵庫県立大学
・永井研究室ホームページ(順次公表)https://www.u-hyogo.ac.jp/shse/narumi/index.html

掲載日:2020.12.22   

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